管理人はインデックス投資信託に投資を行っています。
その他に、株主優待の取得もコツコツ行っています。
メインで使用している証券会社は楽天証券、その次にSBIを使っています。
株主優待の取得方法は、株主優待がもらえてリスクを抑える売買として有効な「クロス取引」で行っています。
「クロス取引」をしない株主優待の最大のデメリット
株主優待をもらうためには、現物の株が必要になります。
現物株は株価が上がる場合もあれば下がる場合もあり、優待をもらう権利の日に株価が下がって株主優待をもらっても損をしてしまうリスクがあります。
このデメリットを解決するために、「クロス取引」があります。
「クロス取引」を行うと株の売買手数料と株を借りる手数料のみで株主優待をゲットすることができます。
クロス取引の方法を引用します。
クロス取引の順序
(1)権利付最終日の取引が始まる前に同一銘柄、同株数を現物株の買いと信用売りを成り行きで注文する
(2)権利付最終日の始値で取引成立し、そのまま現物株は保有したままにする
(3)翌営業日の権利落ち日以降に取得した現物株を現渡し(※4)して決算する
(4)権利付最終日には現物株を保有していたので、権利確定日に株主となる
株主優待クロス取引とインデックス投資信託は何が相性がいい!?
管理人はクロス取引とインデックス投信は相性がいいと思っています。
株にはあまり詳しくないので間違っている場合があるかもしれません。
ご指摘いただけると幸いです。
- クロス取引にかかった手数料(損)とインデックス投信の含み益を相殺できる
- インデックス投信を保証金とすることができる
クロス取引にかかった手数料(損)とインデックス投信の含み益を相殺できる
クロス取引は手数料が必ず発生します。
楽天証券やSBI証券など、1日に一定額の取引金額でしたら売買手数料が無料になる証券会社が多いと思います。
ただ、信用売りの方で「信用売り貸株料」が必ずかかります。
権利付最終日に近づくにつれて、クロス取引の争奪戦が起き、取引が難しくなってきます。
そのため優待をゲットするためには、前々からクロス取引をしなければなりません。
そうすると、貸株料が高くなります。
そこでインデックス投信の含み益を確定して、手数料と「損だし」させます。
そうすれば、インデックス投信の利益に税金がかからなくて済みます。
例)
クロス取引のトータル手数料を1万円とします。(損1万円)
インデックス投信を10万円購入して、1万円の含み益があるとします。(益1万円)
インデックス投信を全額利益確定すると同時に、同一インデックス投信を11万円分購入します。(楽天証券で分配金コースを変える)
そうすると、損だしができます。
インデックス投信を保証金とすることができる
株を借りる信用取引には保証金が必要になります。
委託保証金は現金のほか、保有している投資信託を時価評価し、保証金として差し入れることができます。
株を借りるために現金を用意する必要がなくなります。
信用取引の基本ルール | 信用取引 | 国内株式 | 楽天証券
まとめ
管理人はクロス取引を始めて1年ぐらいです。
なかなか争奪戦の開始時刻に間に合わないため、長い間株を借りる事になり貸株料が高くなります。
インデックス投信に含み益がある事が前提ですが、上手に手数料の負担を減らしましょう〜