管理人は株式投資をインデックスファンドで行っています。
将来の老後の資金、子どもの教育資金の事を本気で考えて、積立NISAやiDeCo、特定口座でインデックスファンドを保有しています。
下記の記事がヤフーニュースに掲載されていました。
筆者は「本気で株式投資をするならば、やはり個別株を買うことがおすすめです。」と書かれています。
管理人はインデックス投資信託をメインにしています。この記事の筆者はきっと個別株をメインにされているのでしょう。
立場や考え方、仕事、プライベートなどすべてが違いますので、筆者の考え方を批判したり反論したりする気は全くありません。
ただ、投資を生業としていない一般的なインデックス投資家の立場として、記事の内容を見ていきたいと思います。
前提として管理人が言うインデックス投資信託は、SP500、先進国株式、全世界株式のインデックス投資信託の事とします。
日経やTOPIXのインデックス投資信託は対象外にさせていただきます。
また、保有期間も10年以上とします。
記事の中で、個別株では下記の3点が優位点になると書かれています。
- 企業価値や株価を評価できるようになる
- 個別株投資で「売買のタイミング」が身につく
- 個別株投資なら「市場全体の動向」が分かるようになる
この3点はインデックス投資家にとって必要な能力でしょうか。
- 企業価値や株価を評価できるようになる
(引用)
その企業の価値と株価を評価する能力が、個別株投資では重要になってくるのです。 一方で、インデックスファンドへの投資では、その能力は磨かれません。インデックス投資は市場全体(の主要部分)への投資といえますので、何も知らない人でも可能です。しかしそこは、少々リスキーな面だといえるでしょう。
一部の投資家を除いて、企業の価値や株価を評価して、個別株投資ができるほど、一般投資家は知識も時間もありません。
何も知らない人でも可能で、時間がなくてもインデックス投資なら平均点をとれます。
少々リスキーな面と書かれていますが、平均点をとれるならリスクはないと思います。
管理人は過去、個別株「東芝」で痛い目にあっています。
企業の価値と株価を評価する能力が仮にあったとしても、粉飾決算を見抜ける事ができません。まぁ東芝は例外中の例外ですが。。。
- 個別株投資で「売買のタイミング」が身につく
管理人みたいに暴落したら買い増ししようとか、何かいい方法はないかなど、一部趣味みたいになって別ですが。
一般的な方は別に「売買タイミング」を見計らってまで、投資をする時間も興味もないと思います。
(引用)
インデックス投資をしてそれを保持し続けた場合には、株価の異常な上昇や下落に、なす術はありません。
インデックス投資家は異常な上昇や下落になす術はありません。でもそれでいいと思います。
ストレスになるなら口座にログインせず、ストロング放置でいいと思います。。
流れに身をまかせていいと思います。
積立を淡々と続ければいいと思います。
- 個別株投資なら「市場全体の動向」が分かるようになる
インデックス投資の方は「世界全体の動向」に目を向けるきっかけを作ってくれます。
(引用)
市場全体の動向を考えずにインデックス投資をした場合は、市場が過熱している時期に買ってしまってその後は全然上がらずに、何年も利益が出ない、ということも起こり得ます。
管理人が始めの方で、インデックス投資信託は、SP500、先進国株式、全世界株式が前提としたのは、この部分のためです。
SP500、先進国株式、全世界株式も数年単位なら利益がでないかもしれませんが、10年以上保有すれば、利益はあると思います。
日本株は何年も利益がでない事が起こりえます。
ただ、積立購入をしていれば、日本のインデックス投資信託でも利益はあると思います。
積立購入設定をして、口座に資金があるかだけ、時々確認するだけで、ノーストレス、時間をかけなくて、それでも平均点以上とれるなら、個別株で時間を浪費して、大負けするかもしれないよりいいのではないでしょうか。
個別株も投資先の選択の1つ
インデックス投資信託をコアとして、サテライトで個別株を投資先の選択にしてもいいのではないでしょうか。
インデックス投資家が本気を出すところはないのか!?
インデックス投資家は投資に本気を出さないぐらいが丁度いいと思います。
ただ、インデックス投資家にも「本気」を出さないといけないと思うところがあります。
それは、保有するインデックスファンドが将来、必ず右肩上がりすると本気で信じて、本気でストロングホールドというところです。
企業や株価の評価、購入タイミングや市場の動向など、本気を出して時間をかけてまですることはなく、淡々と積立&保有でいいと思います。